システムの安全性向上および在庫データの整合性確保を目的として、「在庫の減算処理」に関する仕様を変更させていただくこととなりました。
つきましては、下記に変更内容と今後の運用フローをご案内申し上げます。
ご不便をおかけする点もございますが、在庫資産をより安全に管理するための改定となりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
1. 改定の概要と目的
従来、倉庫側での在庫調整(減算)は、引当状況にかかわらず全ての在庫に対して操作可能でしたが、今後は以下の通り変更となります。
変更点: 倉庫側での在庫減算は、『引当可能在庫数(フリー在庫)』のみ 操作可能となります。
目的: すでに出荷引当がかかっている在庫を、相互確認せず変更するリスクをシステム的に排除し、より正確な在庫管理を実現するためです。
※なお、在庫の加算処理につきましては、従来通り引当状況にかかわらず実施可能です。
2. 変更内容の比較
| 項目 | 従来(変更前) | 改定後 |
|---|---|---|
| 在庫の減算 | 引当済み在庫も含め全ての在庫を |
『引当可能在庫』のみ倉庫側で減算可能 |
| 在庫の加算 | 変更なし | 変更なし |
3. 【重要】引当済み在庫の調整手順について
実在庫の破損や紛失等により、すでにシステム上で「引当済み」となっている在庫を減算する必要がある場合、倉庫側単独では処理ができなくなります。
お手数ですが、以下の手順にてご対応をお願いいたします。
■ 対応フロー
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【荷主様作業】引当の解除
対象となる受注データのステータスを、一度「受注未引当」へ移動させてください。
これにより、対象在庫が「引当可能在庫」に戻ります。
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【倉庫側作業】在庫の減算
倉庫側にて、対象在庫の減算処理を行います。
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【荷主様作業】再引当の実施
減算処理の完了連絡を受け取った後、手順1で解除した受注データを再度選択し、「受注引当」を行ってください。
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処理完了
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在庫数が減っているため、システム上で「在庫不足」もしくは「出荷待ち」(部分引当等の場合)となります。これにて処理は完了です。
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■ ケース別の対応手順
減算処理を行う際は、必ず「引当可能数」を確認してください。
【ケースA】 減らしたい数が「引当可能在庫数」の範囲内の場合
(例:実在庫が破損したが、フリー在庫が十分にある場合)
対応: 従来どおり、そのまま減算処理を行ってください。
-
手順:
在庫管理画面にて対象商品を選択
減算数を入力し、更新
処理完了
【ケースB】 減らしたい在庫が「引当済み」の場合
(例:出荷予定の商品が破損しており、フリー在庫も0の場合)
システム上でロックがかかっているため、倉庫側だけでは処理できません。
以下の手順で荷主様と連携してください。
対応フロー:
| 手順 | 担当 | 作業内容 |
|---|---|---|
| ① | 倉庫 | 荷主様へ連絡 |
| ② | 荷主 | 引当解除 |
| ③ | 倉庫 | 在庫減算処理 |
| ④ | 倉庫 | 完了連絡 |
| ⑤ | 荷主 | 再引当 |
4. よくある質問 (FAQ)
Q. 在庫を「増やす(加算)」場合はどうなりますか?
A. 加算処理(入荷訂正など)については変更ありません。引当状況にかかわらず、これまで通り処理可能です。
Q. 減算しようとしたらエラーが出ました。
A. その在庫は出荷予約(引当)がかかっています。【ケースB】の手順に従い、荷主様に引当解除を依頼してください。
Q. 荷主様の連絡先や担当者がわからない場合は?
A. 現場管理者に報告し、管理者から荷主様へ連絡を取ってもらってください。
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